コンサート & 講座情報

日本オルガン研究会7月例会

2025年7月例会のお知らせ
「J.S.バッハのコラール作品をめぐって」

J.S.バッハのオルガン作品の中でも、コラールに基づく作品は特に多く演奏され、親しまれています。
今回は『ライプツィヒ・コラール集』および『クラヴィーア練習曲集第3巻』に収められた作品を取り
上げ、オルガニストが演奏にあたって何を考えているのか、どのような点に留意しているのかを、実
際にオルガン学習者へのレッスンを通じて探っていきます。
バッハ作品、オルガン音楽に関心のある方々、そして演奏や学習に取り組まれている皆さまにとっ
て、有意義な学びの機会となることでしょう。多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

●日時
2025年7月19日(土)
第1部12:30~14:30、 第2部15:00~17:00

●場所 軽井沢コルネ音楽堂   住所 長野県北佐久郡軽井沢町富ヶ丘229

●講師  今井奈緒子 (東北学院大学オルガニスト)
椎名雄一郎 (東北学院大学文学部教授)

●演奏者   菅野菜穂  石井桃子  井出圭子

●曲目
『クラヴィア練習曲集第3巻』より
《これぞ聖なる十戒》BWV678,679
《われら皆唯一の神を信ず》BWV680,681
『ライプツィヒ・コラール集』より
《いと高きところには神にのみ栄光あれ》 BWV662,663

●オルガン  ベルナール・オーベルタン製作(22 ストップ、2段鍵盤)

●参加費 当日受付にて現金でお支払いください。
会員の方は会員証、学生の方は学生証をご提示ください。
会員:1,000 円 会員(学生):無料
一般:2,000 円 一般(学生):1,000 円

●お申し込みは以下からお願いします。

例会のご案内

 

自主リサイタル「バッハの憧憬 ─ ブクステフーデのオルガン芸術」

自主リサイタル「バッハの憧憬 ─ ブクステフーデのオルガン芸術」

今年のリサイタルは、Dブクステフーデの作品を取り上げます。皆様のお越しをお待ち申し上げます。

日時: 2025年 11月28日(金) 午後7時00分開演 (午後6時15分開場)

場所: 東京カテドラル聖マリア大聖堂

入場料: 一般4,000円  BWV会員 3,500円

同時入会新規受付中 (2026年5月末まで有効 。会費500円) (BWV会員チケット、会員お申込みのお取り扱いは、アレグロミュージックのみ)

チケットは「お問い合わせ」からご連絡ください。当日受付で用意いたします。

ブクステフーデは、ドイツ・リューベックの聖マリア教会のオルガニストを務め、ヨハン・ゼバスティアン・バッハもその演奏を聴くため、リューベックを訪れたことで知られています。彼の作品は、バッハの周辺で筆写され、現在に伝えられています。とりわけ有名な筆写譜に、バッハの兄ヨハン・クリストフ・バッハによるとされる『アンドレアス・バッハ本』があります。バッハが幼少期から、ブクステフーデの音楽に触れていたことは確かであり、楽譜も盛んに筆写されていました。
現存する最も古いバッハによる筆写譜『ヴァイマル・タブラチュア』には、ブクステフーデの《今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ》BuxWV 210が記されています。この作品は、15分を要する長大なコラール幻想曲であり、バッハが10代前半でこれを筆写したことには驚かされます。当時、このような規模の作品は非常に稀でした。おそらくバッハは、この作品を通して、ブクステフーデの音楽、さらには北ドイツの大都市リューベックに強く憧れを抱いたのでしょう。
ブクステフーデの作品を演奏すると、バッハとは異なる音楽観が感じられます。もちろん両者の活動時期は異なりますが、それ以上に活動した土地の文化や社会背景にも大きな違いがありました。ブクステフーデは、ハンザ同盟の盟主リューベックにおいて、豊かな商人層や芸術を愛する人々に支えられていました。そのような環境の中で、彼は「アーベント・ムジーク」と呼ばれる演奏会シリーズを開催していたのです。彼の作品には、聴衆への訴求を意識した、いわばエンターテインメント的な側面が見受けられます。どのように聴衆に音楽を提示するかを熟慮しながら、創作されているのです。一方のバッハは、敬虔なルター派の信仰に根ざしたテューリンゲン地方の出身で、音楽にも質実剛健な特徴があります。ブクステフーデ作品に見られるような「大見得を切る」表現は、バッハの作品にはほとんど見られません。バッハと比べると、ややマイナーに感じられるかもしれませんが、バッハがどのような音楽に憧れ、それがどのように彼自身の音楽に影響を与えたのかを探る貴重な機会としたいと思います。ブクステフーデの作品のみを聴く演奏会は、決して多くはありません。ぜひ皆様とともに、彼の素晴らしいオルガン音楽の魅力を味わい、バッハが何に惹かれたのかを探求するひとときをご一緒できれば幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

第7回パイプオルガンセミナー(福岡)

第7回パイプオルガンセミナー 『J.S.バッハとその音楽(1)~少年時代~』

J.S.バッハは「音楽の父」と呼ばれるほど、誰もが聴いたことのある作曲家です。その音楽はどのように創作されたのか、キリスト教会とどのように関わり、その音楽はどのような目的のために作曲されたのか、バッハを様々な角度から紹介していきます。本講座では、バッハのオルガン作品を紹介しつつ、バッハの生きた時代がどのような時代だったのか、皆さんと共に探ります。オルガンを弾く方のみならず、オルガン音楽を鑑賞したい方のご参加を歓迎いたします。

日 時 : 2025年4 月26 日(土)10:30~12:30 講座 & 演奏、13:30~17:30 個人レッスン
受講料 :4000円
別途希望者のみ 個人レッスン料 30分6000円
レッスン 聴講 2000 円
※ 受講料は当日会場受付にてお支払いください(お釣りのないようにご協力ください)
会 場 : 平尾バプテスト教会大名クロスガーデン (福岡県福岡市中央区大名1丁目12-17 電話092-985-1001)

お申込み方法:
メールにて申し込みを受付けます。受講を希望される方は、以下の必要事項を事務局(j.s.akko@gmail.com)に送信してください。
① 受講者氏名 ② 住所 ③ 電話番号 ④ Email
⑤ 受講希望枠
A : 講座&演奏 (午前のみ参加)
B : 講座&演奏 +聴講 (全日参加)
C : 講座&演奏 +個人レッスン(全日参加)
(レッスンご希望の方は曲名、作曲者名もあわせてご記入ください)
※ 個人レッスンは公開となります。申込先着順にて受付けます。

 

岐阜サラマンカホール【オトナの課外授業 シリーズ2】J.S.バッハの人生とその音楽

【オトナの課外授業 シリーズ2】J.S.バッハの人生とその音楽

J.S.バッハは「音楽の父」と呼ばれるほど、誰もが聴いたことのある作曲家です。その音楽はどのように創作されたのか、キリスト教会とどのように関わり、その音楽はどのような目的のために作曲されたのか、バッハの名曲を様々な角度から紹介します。

日時: 2025年5月10日(土) 13:30開場 14:00開演

場所: 岐阜・サラマンカホール (OKBふれあい会館14階展望レセプションルーム)

チケット料金:  1,000円

チケットのお求め: サラマンカホール・チケットセンター 058-277-1110

https://salamanca.gifu-fureai.jp/15412

 

講座「パイプオルガンとその音楽」
講座「パイプオルガンとその音楽」
パイプオルガンといえば何をイメージしますか。キリスト教会、コンサートホールのみならず、仏教寺院など様々な場所にパイプオルガンは設置されています。この講座ではパイプオルガンの歴史とその音楽を、見て、そして聴きながら西洋の歴史をたどっていきます。
欠席された際はオンデマンド動画をお送りします。また、録画のみにて受講いただくこともできます。
日 時  2025年 4/14 5/19 5/26 6/9 6/23 6/30 いずれも月曜10:30~12:00
会 場  東北教区センター「エマオ」(仙台市青葉区錦町1-13-6)
受講料 対面受講:18,000円 録画受講:15,000円
    (全6回・事前にお振込みいただきます)
お申込み  メールにてお名前、ご住所、電話番号をお知らせください。メール info@uccj.jp
J.S.バッハとその音楽 録画受講のご案内

J.S.バッハとその音楽 録画受講のご案内

これまで2期にわたって開講した「J.S.バッハとその音楽」の講座の録画受講ができるようになりました。

詳細は以下をご覧ください。

お申込み:日本基督教団東北教区センター「エマオ」 メール info@uccj.jp TEL 022-222-0990 (平日9時30分~17時)

六甲カトリック教会 祈りと音楽の集い

六甲カトリック教会 祈りと音楽の集い

~オルガンで聴く祈りと歌~

日時: 2025年3月2日(日) 14:00~(開場13:30)

場 所 : 六甲カトリック教会主聖堂

〒657-0061 神戸市灘区赤松町3-1-21 TEL 078-851-2846 http://www.rokko-catholic.jp
阪急六甲駅より北へ徒歩7分、JR六甲道駅より北へ徒歩15分

入場無料

演奏曲目:

G. べーム コラールパルティータ 〈ただ愛する神の力に委ねる者は〉
J.S. バッハ 『オルガン小曲集』 より
J. ブラームス 『11のコラール前奏曲集』 作品122 より ほか

主 催 : 六甲カトリック教会音楽チーム

お問い合わせメール : rokkoongaku@gmail.com

相模中央キリスト教会パイプオルガン奉献20周年感謝コンサート

日本バプテスト相模中央キリスト教会パイプオルガン奉献20周年感謝コンサート

日時: 2025年1月18日(土) 14:00~

場所: 日本バプテスト相模中央キリスト教会

入場無料

演奏曲目:

J.S.バッハ: 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
Dブクステフーデ:  天にましますわれらの父よ BuxWV219
G.ベーム: 天にましますわれらの父よ
J.S.バッハ:
天にましますわれらの父よ BWV683
主よ、人の望みの喜びよ BWV147
幻想曲とフーガ ト短調BWV542
J.ブラームス: 《11 のコラール前奏曲》Op.122より
われ心より喜ぶ
装いせよ、おお愛する魂よ
世よ、われ汝を去りて
F.メンデルスゾーン:  オルガンソナタ第4番 作品65-4

詳細は以下をご覧ください。

 

 

日本キリスト教団東北教区第43回礼拝と音楽研修会

日本キリスト教団東北教区第43回礼拝と音楽研修会「歌い続ける教会 礼拝奉仕者の心得 ~会衆賛美を考える」
日時:2025年2月24日(月・祝)~2月25日(火)

主題講師: 椎名 雄一郎

宗教改革以来、プロテスタント教会は会衆賛美を大事にしてきました。今年度は「会衆賛美」を考えます。つまり礼拝でなぜ賛美歌を歌うのか、会衆賛美の目的とその意味を、様々な視点から考えます。また実践編としてどのように会衆をリードして奏楽するか、実際の奏楽の様々な方法を皆さんと共に分かち合う時が持てれば幸いです。奏楽者の皆様はもちろんのこと、奏楽に携わってはいないが、より豊かな賛美をしたいと願っている方のご参加をお待ちしております。

主会場:ラーハウザー記念東北学院礼拝堂
仙台市青葉区土樋1丁目3-1
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/access/
JR仙台駅から徒歩約20分
地下鉄南北線五橋駅から徒歩約5分

レッスン会場: 仙台五橋教会 仙台市青葉区五橋1丁目6-15
https://church.ne.jp/sendai5/

主催:日本キリスト教団東北教区宣教部
後援:日本キリスト教団讃美歌委員会

詳細は以下からご確認いただき、お申込みください。

https://peatix.com/event/4217285?fbclid=IwY2xjawHWQgVleHRuA2FlbQIxMQABHZBf-MhiAnfpOj7FpjXpu2wKXhQO3bTv3HTXAvpjJvLXhVSt9OJvluzdXQ_aem_eVY3trAT-Tql1HSTMsLNoQ

筑波学園教会クリスマスコンサート

クリスマスコンサート~パイプオルガンで楽しむクリスマスの音楽~

日時: 2024年12月8日(日)16:00~

場所: 日本基督教団筑波学園教会

プログラム:

J.P.スヴェーリンク 《御子がわれに生まれたもう》SwWV 315

D.ブクステフーデ 《第一旋法によるマニフィカト》BuxWV 204

J.S.バッハ 幻想曲とフーガ イ短調 BWV551  他

入場無料

筑波学園教会には、日本ではなかなか聴くことのできない、北ドイツ・バロック様式の楽器が設置されています。

アドヴェント、クリスマスのオルガン音楽を北ドイツ・バロックオルガンの響きと共にお楽しみください。

詳細は以下をご覧ください。